Dockerfile 内のコマンド:ENV

概要

Dockerfile → イメージ生成の build時に環境変数を設定するコマンド

※環境変数の例(DB接続情報など)

※ENVでの設定は固定値になってしまう(環境毎に変えられない)

Dockerfile を準備
  1. Dockerfile を作成
  • ここでは、内容を下記としています
    FROM ubuntu:20.04
    RUN apt-get update -y && \
    apt-get install -y nginx
    ENV TEST_ENV=”techmemo”
    ENV APP_ENV=”production”
    CMD [“nginx”, “-g”, “daemon off;”]
  • “Key=Value” の形式で、”Key” も任意に設定
Dockerファイルからイメージを生成
  1. ターミナルで下記コマンドを実行
    docker build -t img-env-nginx ./
    ※ここでは、イメージ名を “img-env-nginx” としています
コンテナ起動
  1. ターミナルで下記コマンドを実行
    docker run -d -p 8083:80 –name test-env-nginx img-env-nginx
コンテナ起動を確認
  1. ターミナルで下記コマンドを実行
    docker ps
環境変数の確認
  1. ターミナルで下記コマンドを実行
    docker inspect test-env-nginx
  • “Config” > “Env” の項目に Dockerfile で記載した ENV の内容が定義されていることが確認できます